不妊治療ホルモンについて
不妊症の検査がなぜ必要か
不妊で悩んでいらっしゃいませんか?
今日、女性の22%の方が不妊の悩みを抱えていると言われています。女性の不妊症の原因は、21%が無排卵、14%が卵管損傷、6%が子宮内膜症と、過半数以上が身体的な原因であるとされますが、28%は原因不明であるとされます。そして、身体的な原因がない場合は、女性ホルモンのアンバランスが原因である可能性があります。
ホルモンによる不妊症の原因
低プロゲステロン
プロゲステロンとは、月経周期の後半に卵巣で産生されるホルモンであり、子宮内に受精卵が着床できるように準備するために不可欠なものです。排卵と受精が問題なく正常に行われる女性もいらっしゃいますが、プロゲステロンの不足により妊娠を継続させることが困難な方もいらっしゃいます。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
PCOSは、妊娠適齢期の間の女性の6%〜15%に影響を及ぼし、 排卵問題、体重問題、流産、乳がんの一般的な原因とされています。 PCOSを治療すれば、多くの女性が妊娠できるようになります。
甲状腺問題
甲状腺ホルモンが低いと、無月経や不規則な月経などの排卵を妨げる可能性があります。そして、自己免疫性甲状腺問題は、甲状腺に対する抗体のレベルを上昇させ、流産リスクを高める可能性があります。
卵巣予備能の低下
卵子産生の低下は、年齢に関連する不妊の主要な原因です。また、早発性卵巣不全により引き起こされることもあります。
ストレス
ストレスは、内分泌系に大きな影響を与えるため、排卵にも関係しています。高コルチゾールは、排卵を抑制し、低コルチゾールは、着床に必要な免疫変化に影響を与えます。またストレスは、原因不明の不妊症を抱える女性の50%以上に見られる子宮内膜症にもつながる可能性があります。
*当チームのチームリーダーは、約10年に渡り日本の医師や栄養療法士にアドバイス、ご指導させていただいております。何でもご相談、ご質問下さい!