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自閉症(発達障害)について

自閉症(発達障害)とは

今日、子供の約6人に1人が発達障害を持っていると言われています。発達障害には、言語障害などの軽度の障害から、脳性麻痺、知的障害、自閉症などの重度の障害が含まれます。

 

自閉症は、自閉症スペクトラム障害として知られている発達障害で、社会性やコミュニケーションが困難で、繰り返し行動を行うという特徴があります。自閉症は、2000年〜2010年の間に119.4%も増加しており、約68人に1人、そして女の子(189人に1人)に比べて、男の子(42人に1人)の方が約5倍も多く自閉症を持っているという統計が出ています。その後、2014年のMITのドクターの研究によると、2015年には2・3人に1人の割合で自閉症になっていると実証されています。

自閉症のはっきりとした原因や、どのように引き起こされるのかは、まだ解明されていませんが、関与している多くの要因は明らかになってきています。自閉症を持つ子供たちは、たとえ同じ症状だとして、一人一人が異なる原因を持っている可能性があります。私たちのパーソナライズされた治療法は、個人のニーズに答えることができます。

自閉症の症状

症状の程度は個人によって異なり、他の症状を伴っている場合もよくあります。異常な行動が見られるという事よりも、通常の行動見られないという事が、自閉症の初期症状です。

 

  • 不安

  • 未熟(体の神経、脳、免疫に遅れ)

  • コミュニケーションが苦手

  • 言語の発達の遅れ

  • 不適切な社会性

  • 学習障害

  • こだわりが強い

  • アイコンタクトが苦手

  • 反復行動

自閉症の原因

自閉症の兆候には、何らかの遺伝的要因が関係しているとされていますが、自閉症が急激に増加している背景には、環境的要因が関係しているとも示唆されています。この環境的要因とは、圧倒的な数の毒素です。毒素は、体内に入り込んでホルモンの真似をするため、体内のホルモンバランスを乱します。そして、ホルモンのバランスが乱されることで、マイクロバイオームや他のシステムも乱します。

 

マイクロバイオームとは、数十億の細菌で構成され、体や脳の機能をコントロールし、遺伝子を変える能力を持っています。私たちは、食事、サプリメント、ホルモンバランス、他の治療を用いてマイクロバイオームを治療することで、自閉症や脳機能を回復させることができる方法を見出しました。

 

また、多くの自閉症児は、無症候性の甲状腺機能低下症を患っていることがよくあります。この無症候性の甲状腺機能低下症とは、一般的な検査では甲状腺ホルモンのレベルが低いという結果が出なくても、私たちが使用するより敏感な検査では低いと出ます。甲状腺ホルモンが低いと、子供の集中力や行動をコントロールする能力を低下させてしまいます。

自閉症の検査

子供が自閉症をであるとわかった時点で、体の4大主要システムである、下記の機能が常に低下しているはずです。

 

  • 神経

  • 胃腸

  • 内分泌(ホルモン)

  • 免疫

 

私たちは、バイオマーカースクリーン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)刺激検査などを行い、この体の4大主要システムが、どのように連携しているのかを検査します。

自閉症と遺伝子障害

また、MTHFR(677 & 1298 )、GMST1、COMT1、GAD1、MAO-A、MAO-B、SODの遺伝子検査をなどを行い、マイクロバイオームのアンバランスと、遺伝的変異の検査も行います。これらは多くは、がんを発症する遺伝子に似ています。

 

解毒遺伝子のサイクロン系の遺伝子障害は、乳がん、前立腺がん、アルツハイマー病など神経病にも見られる遺伝子障害です。遺伝子障害は持っていても問題ありません。遺伝子障害のスイッチがオンにならない、オンにさせない事が大切です。ここが予防医学における、最新の遺伝子栄養療法として未来医療と考えます。

自閉症の診断方法

自閉症の診断方法は、腸、脳、炎症マーカーなど、体の全システムとその相互作用を調べることによって診断します。そうすることによって、子供たちがどのタイプの自閉症を発症したのかを明らかにすることができるのです。私たちは、子供たち一人一人を個別に診断します。1人の子供に効果的である治療方が、別の子供に役に立たない事もあります。私たちは、一人一人の症状や検査結果を密に評価し、その子のニーズに合わせてパーソナライズされた特定の治療を行います。

*当チームのチームリーダーは、約10年に渡り日本の医師や栄養療法士にアドバイス、ご指導させていただいております。何でもご相談、ご質問下さい!

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