男性更年期障害について
男性更年期障害
更年期と聞くと女性に関係していると思われがちですが、男性も女性同様にホルモン産生が低下します。これを、男性更年期障害と呼び、重要な男性ホルモンであるテストステロンの低下を意味します。
男性は年を取るにつれて、体が自然にテストステロンを少なくします。実際、40代の半ばになる時までに、テストステロンは40%も低下する可能性があると言われています。過度のストレス、体重増加、運動不足などのライフスタイルが、更なる体力や性欲を低下させます。
男性は、力やエネルギーの微妙な変化にも気付く傾向があり、仕事や勝負のような人生の挑戦に対する熱意が欠けていき、性への関心を失うこともあります。これらの原因となる隠れたアンバランスは下記が挙げられます。
男性ホルモンのアンバランスと症状
低テストステロンによる症状
・スタミナと性欲の減少
・疲労と勃起不全につながる
高エストロゲンによる症状
・体重増加
・胸部や腹部の脂肪増加
・ほてり
・寝汗
・過剰な排尿(前立腺肥大症)
高コルチゾールによる症状
・不眠症
・不安
・糖分欲求
・疲れているが興奮気味
・腹部の脂肪増加
低コルチゾールによる症状
・低エネルギー
・食べ物と糖分の欲求
・運動能力の低下
・回復力と免疫低下
甲状腺アンバランスによる症状
甲状腺のアンバランスは、一般的に男性では見逃されることが多く、低テストステロンの症状に似ることがあります。
心臓代謝の問題による症状
高血圧や糖尿病も含まれます。疲労や勃起不全のように低テストステロン症状に似ることがあります。
高DHTによる症状
・過剰な排尿(前立腺肥大症)
・脱毛
・にきび
男性更年期障害の管理8ステップ
1.減量する。脂肪細胞はテストステロンを低下させます。
2.筋力トレーニングでテストステロンを強化する。
3.カフェイン、アルコール、タバコなど、テストステロンを低下させる物を避ける。
4.定期的な運動でストレスをなくす。
5.ホルモン不使用な食品またはオーガニック食品を選ぶ。
6.十分な睡眠を取る。8時間が目安。
7.男性ホルモンレベルを検査しモニターしてくれる医師を探す。
8.炭水化物や糖分を増やさない。
*当チームのチームリーダーは、約10年に渡り日本の医師や栄養療法士にアドバイス、ご指導させていただいております。何でもご相談、ご質問下さい!