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HPAアクシス(HPA軸)とは

HPAアクシスとは、視床下部 - 下垂体 - 副腎の3つことを示しています。

H:視床下部

視床下部とは、脳の小さな部分であり、副腎、下垂体、他の器官にメッセージを送信します。HPAアクシスの出発点と考えられており、概日リズム、体温、エネルギーレベルを担っています。

P:下垂体

下垂体は、視床下部にくっついており、脳の基部にあります。下垂体は、成長ホルモン、抗利尿ホルモン、黄体形成ホルモンなど、体に必要なホルモンを産生します。

A:副腎

副腎は、腎臓の上に1つずつあります。視床下部と下垂体からは離れていますが、深くつながっています。副腎は、コルチゾールのようなステロイドホルモン、DHEAのような性ホルモン、アドレナリンやドーパミンのようなストレスホルモンを生成しています。副腎によって生成されたホルモンは、体の大部分における化学反応をコントロールします。

HPAアクシスは、下記の機能をコントロールするために相互作用します。HPAアクシス、HPG(視床下部−下垂体−生殖)アクシス、HPT(視床下部−下垂体−甲状腺)アクシス、視床下部-神経下垂体システムは、4つの主要な神経内分泌系です。

  • 消化

  • 免疫系

  • 気分と感情

  • 性欲

  • 睡眠

  • エネルギー代謝

  • ストレス反応

HPAアクシス抑制

HPAアクシス抑制とは、プロピオン酸フルチカゾンのように、慢性喘息の一般的な治療として処方される、強力な吸入コルチコステロイドを服用している成人において、HPAアクシスが抑制されることを示します。

HPAアクシスとホルモン

HPAアクシスを改善する前に、HPAアクシスがどのように機能するかを理解する必要があります。HPAアクシスは下記のホルモンを利用して機能しています。

1.副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)

副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンは、ストレスに反応して、視床下部によって産  生、分泌され、下垂体腺を刺激して副腎皮質刺激ホルモンを分泌します。副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンは、コルチコトロピン放出因子(CRF)とも呼ばれます。食生活、生活習慣、仕事などにより、私たちがよりストレスを感じるほど、視床下部はより多くの副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンを産生します。

2.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

副腎皮質刺激ホルモンは、下垂体によって放出され、グルココルチコイドの産生を増加させるために腎臓に移動して副腎を刺激します。

3.グルココルチコイド

グルココルチコイドは、副腎で産生され、代謝、炎症、免疫応答を調節するのに必要なステロイドです。最も有名なグルココルチコイドは、コルチゾールです。

4.コルチゾール

コルチゾールは、傷害、睡眠不足、過度の運動、不安、うつ病などのストレスに対する体の反応を活性化します。コルチゾールは、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)を刺激して、「戦うか逃げるか」の反応を活性化させることにより、ストレスを耐えれる体を準備します。

HPAアクシスのフィードバックループ

まず、フィールドバックループとは、体のシステムの出力が何らかの理由により入力に戻り、機能に影響を与えることを示しています。フィードバックがそのシステムの出力を増加させる場合は「正のフィードバックループ」と言い、そのシステムの出力を減少させる場合を「負のフィードバックループ」と言います。

コルチゾールが「戦うか逃げるか」のストレス応答を活性化する時、コルチゾールは同時に下垂体に副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンを促成させ、視床下部に副腎皮質刺激ホルモン抑制するようにシグナルを送ります。これが、コルチゾールのフィードバックループです。このフィードバックループでは、コルチゾールはノルエピネフリン活性を低下させることで、徐々に落ち着かせ、バランスを保ちます。

HPAアクシス機能低下症

私たちのストレスが少ない場合は、HPAアクシスのフィードバックループのバランスが保たれ、適切に働きます。しかし、コルチゾールとノルエピネフリンが慢性的に過剰生成されると、HPAアクシスは負のフィードバックに対して反応が鈍くなり、視床下部、下垂体、副腎に慢性的なストレスをもたらします。そして、副腎疲労を引き起こします。これを、HPAアクシス機能低下症と呼びます。

HPAアクシス機能低下症の改善法

1.ストレスを減らす

下記の方法などにより、ストレスを減らしましょう。

  • 散歩

  • 瞑想や深呼吸

  • 太極拳やヨガ

  • 趣味

  • 「負のエネルギー」を避ける。

  • 神経伝達物質の産生を強化

  • 交感神経を副交感神経へと切り替える

HPAアクシス機能低下症は、神経伝達物質のアンバランスと100%関連しています。例えば、パニック発作の治療に使用される選択的セロトニン再取り込み阻害剤抗うつ剤は、ストレスを治療する最良の方法ではありません。時間の経過と共に、セロトニンの反応が鈍くなり、抗うつ剤がますます必要になります。HPAアクシス機能低下症を改善するためには、神経伝達物質の産生を強化することが必要です。

2.過度の運動を避ける

過度の運動は、慢性的にコルチゾールレベルを上昇させるため、HPAアクシス機能低下症を引き起こす最大の原因の1つです。また、ブレインフォグ(脳のもやもや)、気分、イライラなどの問題にもつながります。

3.炎症を止める

コルチゾールレベルの上昇は、全身の炎症を引き起こすことがあり(逆も同様)、HPAアクシスをさらに悪化させます。

4.睡眠

睡眠中は、体がニューロンや神経細胞を修復する唯一の時間です。十分な睡眠を取ることで、あなたの脳を安定させ、精神機能を高めることができます。

*当チームリーダーは、10年以上日本の医師(抗加齢、栄養療法医師、ホルモン治療、予防医学、自閉症医学、脳医学、神経医学、免疫医学含)、歯科医(バイオロジカルデンティスト、アマルガム療法、歯科栄養療法)、栄養士、オリンピックアスリート、コーチ等にコーチング、指導、育成を行っております。ご相談、コーチに関してはいつでもご連絡下さい。


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