カンジダ食物アレルギー検査
カンジダIgG(免疫グロブリンG)アレルギー検査について
カンジダとは
カンジダとは、酵母(イースト)であり、さまざまな種類が存在します。カンジダの中で最も有名な種類は、カンジダアルビカンスであり、カンジダ症の原因として知られています。カンジダ症は、良性酵母形態のカンジダアルビカンスが真菌形態へと変異するときに引き起こされ、腸壁を支配し、多くの症状を引き起こします。
カンジダは、ほとんどの人の消化管に住む微生物群であり、通常他の細菌や酵母と問題なく共存していますが、カンジダのバランスが乱れると、腸の内面に穴を開けるほどの毒素を生成し、リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)につながります。カンジダアルビカンスは、血液に入った後、炎症性の免疫系応答を引き起こし、下記の障害に関連すると言われています。
また、抗生物質、経口避妊薬、化学療法、抗炎症性ステロイドの使用は、カンジダに対する敏感性を増加させてしまいます。
食物アレルギー l IgG(免疫グロブリンG)アレルギーとは
食物アレルギー、またはIgG(免疫グロブリン)アレルギーは、ある特定の食物に対してヒスタミンを放出し、食物を口にした食後、数分または数時間以内に過敏反応を引き起こします。神経性、消化器系、運動障害を患っている方は、食物アレルギーに苦しんでいることが多いのですが、食物からの影響を知らないまま、食べ続けている可能性もあります。
カンジダ食物アレルギー検査とは
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カンジダ食物アレルギー検査とは、食物アレルギー検査にカンジダ検査を追加した検査です。
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カンジダ食物アレルギー検査では、93品目の食物を検査できます。
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食物反応が、身体的または精神的症状に関係しているのかを明らかにすることができます。
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アレルギーのある食物を食事から除去することは、体を傷つけずに行える食事療法であり、患者の症状を和らげることができます。
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カンジダ検査によって明らかにできる食物アレルギーは、多くの慢性的症状の主要原因であると考えられています。
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カンジダ食物アレルギー検査により陽性が現れた食物を除去することによって、免疫系へのストレス、腸の炎症、過剰な食欲、摂食障害を減らすことができ、過敏性腸症候群(IBS)、自閉症、ADD(注意欠陥障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、嚢胞性線維症、関節リウマチ、てんかんの症状を改善することができます。
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血液採取を行うことができない方は、乾燥血液を利用してカンジダ検査を受けていただくこともできます。
日本食アレルギー検査
日本食アレルギー検査は、アジア、特に中国、日本、韓国の食物を摂取する人のためにデザインされています。日本食アレルギー検査の検査対象食物には、マンゴー、ヒマワリの種、味噌、緑茶、スパイスが含まれいます。そして、野菜は椎茸のようなアジアの野菜に置き換えられ、海産物も貝類からサンマなどの魚まで、一般的な検査の2倍も分析することができます。
*当チームのチームリーダーは、約10年に渡り日本の医師や栄養療法士にアドバイス、ご指導させていただいております。何でもご相談、ご質問下さい!