睡眠障害脳伝達物質について
不眠症とは
不眠症とは、単に寝れないということだけでなく、寝付きにくい、夜中に起きる、朝早く起きるという事も含まれます。そして、成人の3分の1の方が、仕事、決断、社会的機能が妨害されるほど不眠に悩んでいると報告されており、昼間はカフェインや刺激物を摂取し、夜は睡眠補助薬を服用している方が大勢いらっしゃるのです。また、うつ病、肥満、糖尿病は、6時間未満の睡眠不足による結果であるとも言われています。
睡眠とホルモン
今日、不眠症に悩まされている方が大勢いらっしゃいますが、その原因にホルモンが関係しているとは知られていないようです。
通常、主要ストレスホルモンであるコルチゾールは、主要睡眠ホルモンのメラトニンとシンクロしていなければなりません。コルチゾールが高い時はメラトニンが低く、メラトニンが高い時はコルチゾールが低いというように、この2つがバランスを取ることで、十分な睡眠を取ることができます。
高コルチゾールの場合
不眠症、不安、糖分欲求、疲労しかし興奮、腹部の脂肪増加
低メラトニンの場合
過度の疲労、うつ、不安、不眠症を引き起こす
神経伝達物質がアンバランスの場合
更年期における性ステロイドホルモンレベルの変化は、神経伝達物質レベルに影響を与え、睡眠問題を繰り返し引き起こす可能性があります。
不眠症の管理7ステップ
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まず起床時間を決め、そこから8時間逆算して就寝時間を決める。
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寝室を涼しく暗くし、テレビやPCを排除し、ホワイトノイズまたは耳栓をしようする。
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毎日有酸素運動を行い、安らかな睡眠を促進する。
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就寝前にタンパク質が豊富なスナックを食べる。ターキー、ナッツ、魚など、メラトニンの前駆物質であるトリプトファン(アミノ酸)を含む食材を選びましょう。
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就寝3時間前のカフェイン、1〜2時間前のアルコールや糖分を避ける。
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メラトニン、ギャバ、バレリアンルートなどの天然睡眠補助物質を摂取する。
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睡眠障害脳伝達物質ホルモン検査を行い、隠れているホルモンアンバランスを明らかにする。
*当チームのチームリーダーは、約10年に渡り日本の医師や栄養療法士にアドバイス、ご指導させていただいております。何でもご相談、ご質問下さい!